当サイトは東日本大震災を被災したマンション管理組合関係者(マンション居住者、管理組合理事長・役員、管理会社担当者、管理員、工事担当者、設計事務所、マンション管理士等)の体験談を紹介しています。
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2011/11/09

Y-06 建築士事務所の体験談06(工事の発注について)

補修工事の発注に関して

(3月)
・管理組合側はまだ発注できる体制に無かった

(4月)
・管理組合側はまだ発注できる体制に無かった
・建設会社に見積のための「調査依頼」が徐々に始まる

(5月)
・建設会社に見積のための「調査依頼」が盛んに
・「競争入札」「見積もり合わせ」への参加辞退が一般的に
・「特命であれば受注可」という建設会社が多い

(6月)
・秋工事の場合、「特命であればなんとか受注可」という状況

(7月)
・公共工事の入札案件が出始め、現場代理人不足が進む
・秋工事の場合、「特命であっても受注不可」という会社が増える
・「冬工事」「来春の工事」なら検討可能とのこと
・社内の積算部が数ヶ月先まで予定が埋まっている、等

(8月)
・秋工事の実施計画が徐々に進む
・タイルの特注に3~4ヶ月要する現場も
・足場材の不足、左官職人・タイル職人の不足
・人件費の高騰
・専任義務の無い現場での常駐規定がほぼ不可能に

(続く)


(鈴木裕人 マンションサポート福島代表 マンション管理士・一級建築士)

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